初めて自分の家でテレビゲームを遊んだのは小学校高学年になってからでした。当時のごく普通の家庭はテレビは一家に一台くらいの高価な家電で、少なくともウチでは家電の王様的なポジションにありました。
ゲームは1日1時間。
その約束を破ってよくファミコンを隠されてしまったものです。何度も約束破りを繰り返した挙げ句ついにはソフトを捨てられてしまったこともあります。
大人になったら自分専用のテレビで思う存分ゲームを楽しむ!
なんてことを思いながら中学、高校、大学、と進学していきました。少年時代ほどの熱量ではないもののゲームで遊ばない日はありませんでした。
高校生になった時にアルバイトで稼いだお金で小さなテレビを買いました。その頃にはテレビはずいぶん安くなっており最先端の物とかでないものなんかはお小遣いでも十分買えました。自分専用のゲームモニターのなんと素晴らしいことか。
若さもありましたしゲームを取り巻く業界そのものが勢いがあって熱い時代でした。
21歳の時に急にオートバイにハマる。
基本的にはインナーワールドが大好きな私ですが、21歳の時になんの前触れもなく突然オートバイに目覚めてしまいまして、中型免許を取って250CCの小さなオートバイを買いました。ここから8年間で4台の単車に乗り10万キロ以上走行しました。1996年に買ったKAWASAKIゼファーχはメーター1周していまだに現役です。(私自身はもうほとんど乗る事はありませんが弟が乗りながらメンテナンスしてくれています)
凝り性恐るべしという感じで一度ハマると納得するまでやりたい性分なのです。
結婚して家庭や子育て仕事などに忙しくなりだんだんゲームを遊ばなくなってきてはいたのですが…
子育ても落ち着いてきたところでゲーム熱再燃。
自分の子供が私と同じようにゲーム好きで親子というよりは、趣味の友達という感じでゲームについて語ることが楽しくて再びゲーム熱が再燃しました。携帯機やタブレットなどゲームが遊べる環境はどんどんよくなっていく良い時代です。テレビどころかモニターも要らずどこでもゲームが遊べる、というのは少年時代の自分にしてみれば夢のようなことです。
現行のゲームもいいけど昔のゲームが遊びたい!
たまには腰を落ち着けて据え置き型で遊びたくなることがありますが、携帯機の便利さに慣れてしまっているのでどうにも気が重くなってしまいテレビの前に座っているのが苦痛に感じてしまいます。自分の机の上に小さいモニターがあればなぁ、と思っていたある日。
ついに見つけました!
それがこの「PASOMONI10」
10.1型モバイル液晶「PASOMONI10」値段も1万円を切る驚きの安さ。
HDMI接続対応のモバイル液晶ディスプレイで表示解像度は1,024×600ドット。本体サイズは幅26,5×奥行き2,7×高さ16,3mmで重量は約600g。かなりコンパクトです。
PS4やスーファミミニは当然ですが昔のハードも繋げる。
付属品にコンポジットケーブルがあるのでそれを使えばHDMIに対応していない昔のハードも繋いで遊べてしまいます。
メディアプレイヤーなどの機能もありSDカードやUSBメモリ内のデータなどの再生も可能。スピーカーも搭載しているが性能はイマイチです。
机の上に実装してみた。
机に向かいながらもPS4が遊べてしまうというゼータクさ。これは嬉しすぎます。
PASOMONI10本体のスピーカーはショボいので昔ウォークマン用に買った外付けスピーカーを付けてみると割といい感じになります。サイズ感が分かるようにiPhoneとMacBook Airと一緒に。
まとめ
画面サイズこそ小さいもののギュッと詰まった画面で没入感は結構あります。現代のゲームは画質も相当上がっているので大きな画面でやった方が迫力が断然違いますが昔のゲームを遊ぶぶんには想像力の補正もありPASOMONI10でも十分満足できます。
ドラクエ11は卓上でクリアまで遊びましたが不満はありませんでした。
おわり