私は個人事業主として超小規模ながら一応商売を営んでおります。自分と家族がなんとか食べていけるだけの細々としたものですが。
商売に関する勉強というのは学校ではほとんど学べないし例え学べるとしても学生時代は商売に興味がなかったのでおそらく勉強しなかったと思います。しかし自分で稼いでいかなくてはならなくなればやはりある程度の勉強は必要です。商売に関するいろいろな本も多少は読んできました。現在はお金に関する勉強系のYouTube動画なんかがたくさんあってとても勉強になります。部屋で何か別のことをやりながらラジオ感覚でYouTube動画を流していると程よく頭に入ってきて良いです。
そんなある日いつものようになんとなくぼーっと動画を眺めていたらふと「儲」という字が気になりました。なにか違和感、みたいなものを感じたのです。んん?なんだろ??何かおかしいぞ?
あ!漢字の右側の「者」のところに「`」があるんだ!と気付きました。
あれ?信者と書いて「儲」じゃなかったっけ?と考えましたが、はるか昔学校で完璧(かんぺき)の「璧」が壁(かべ)ではなく「璧」(へき)と習った時のことを思い出しました。
それで改めて「儲」について調べてみたところ「人」と「諸々」という漢字で出来ていると分かりました。「諸」とは色々なものが準備されて蓄えがある、という意味なので人が色々準備して蓄えを備えることを「儲」ということと「々」が「`」になってるのかと納得しました。
「信者」がいるから「儲かる」というのもなかなか説得力がありますが違うということですね。漢字というのは面白いです。
点がひとつあるのとないのでは画数が変わってしまうので漢字検定などではどういう扱いなのかな?と思い調べてみると日本漢字能力検定協会の解説では「筆写の楷書ではどちらの字形でも差し支えない」とあります。「`」がある方が標準字体でない方が許容字体とのことです。
まあ漢字検定とか受けませんが。