2018年の夏にクッソ暑い仕事現場で内装業者さんが空調服を着て涼しげに作業をしているのを見て私もその日の帰りに空調服を買いに行きました。当時は空調服の存在がまだそれほど注目されていなく風の力で内側から服が膨らんでいる姿はちょっと奇異な目で見られたりしていました。それから2回夏が過ぎ現在では現場作業している人が結構な割合で着用している感じですっかり市民権を得たというところでしょうか。
2020年に空調風神服がフルモデルチェンジ
私が所持している空調風神服のセットは2018〜2019年にかけてほとんど変更はありませんでしたが2020年ついに全てが刷新されてフルモデルチェンジをしました!
これにより2019年までのモデルとは規格が変わってしまったため残念ながら互換性はありません。上着はそのまま使えるとしてもファンとバッテリーはセットで買い直さなくてはならないため新調するかどうかかなり迷いました。次から次へと買い換えられるほど安い買い物ではないですから。(空調服の使用効果を考えれば十分過ぎるほど安いんですけどね)
空調風神服2018年モデルの記事はこちらを参照ください↓

重量と厚さが約25%スリム化
しばらく購入を迷っていましたが現在持っているファンが調子悪くなった時のことも考えて思い切ってファンとバッテリーの一式を買いました。
めちゃくちゃ軽くて薄くなっています!わずか2年でこんなに進化するんだ!?って思いました。25%の軽量化とありますが体感的には半分くらいになった感じです。実際の重さの変化も影響していますがファン自体が薄くなったことで腰のあたりに当たる感じが軽減されてるのが良いのかもしれません。
新旧で並べるとこんな感じになります。
2020年の新型ファンは平べったいです。
こちらは旧タイプのファンで中央の駆動部分が盛り上がっています。
2019年までのモデルだと空調風神服を着たまま車の運転をすると腰にファンの中央部分が刺さってしまうような感じなのですが2020年モデルはほとんど邪魔になりません。私の作業車ハイゼットはエアコンが強力に効くわけではありませんがエアコンの冷たい空気を空調風神服が取り込んでくれるのでかなりの暑さの中でも快適に運転することが出来ます。
プロペラの清掃が可能
プロペラの清掃が出来るようになったというのが購入を決めた大きなポイントになっています。現場仕事ではホコリなどが多いためどうしてもファンの構造上それらを取り込んでしまいます。綿棒を突っ込んだりして多少は掃除も出来ますが初めてファンを買った時からずっと分解清掃出来ればなぁと思っていました。
パカっと開いて清掃することが出来るようになったことでファン自体の寿命も伸びるのではないかと思います。やはり日々のメンテナンスは大事です。
バッテリーにUSB端子が内蔵
進化を遂げたのはファンだけではありません。心臓部とも言えるバッテリーにも大きな改良が施されていました。見た目はあまり変わっていないように見えますが…実は全く別物の能力が追加されています。
バッテリーの裏側の記載によると2019年までのモデルは最大7V、新型では最大12Vと大きく性能を上げてきました。さらにUSB端子を搭載してスマートフォンの充電が可能になりました。Bluetooth対応でスマートフォンでの(入/切風量調整)操作も可能という高機能っぷりになっています。
新たに買っても一切後悔なし
まだまだ2019年モデルは全然使えますが、それでも新型空調風神服(2020年モデル)を購入して良かったです。
次の記事(その2)ではUSB充電などを紹介します。
