最近朝晩が涼しくなってきたのでようやく夏から秋へと季節が移った実感があります。2023年は夏が長く居座っていたので過ごしやすい時期は短そうですね。気が付いたらあっという間に冬に入ってそうな気がします。
真夏から秋口にかけての売電データが更新されたのでブログにアップしていきます。
2023年10月の売電金額は3,728円
2023年10月16日に3回目の売電金額が確定しました。
9月10日〜10月9日までの売電量は233kWhで3,728円。
9月、8月に比べて結構下がってしまっています。
↓2023年9月は267kWhで4,272円
↓2023年8月は333kWhで5,328円
考えられる理由として…
2023年9月から10月にかけて曇りの日が多いわりにずっと気温が高く蒸し暑かったのでほとんどエアコンをフル稼働していたため、売電に充てる電力が十分確保できませんでした。
Discord ねおブログの深淵「獲得エネルギー」で毎日の天気と発電量をまとめています。
「日差しが少なく蒸し暑い」というのは発電量が少ない割に使う電力が多くなるので太陽光発電にはなかなか厳しい環境です。
10月半ば頃からようやく朝晩の気温が下がってきたのでエアコンを使うことがなくなり日中の発電は売電に回ることになると思います。季節が夏から秋そして冬に変わるとどんどん日照時間が短くなりますが、私の自宅は日当たりが良いので昼間はあまり暖房を使わないため夏場よりも自家消費電力は減るように思います。
太陽光発電はお得なのか?
現在私が電力会社に買い取ってもらっている売電価格は1kWhあたり16円。
こちらが電力会社から購入する場合は1kWhあたり36円〜40円くらいです。
売電価格よりも購入価格の方が大きいので売るよりも自家消費で使う方がお得ですね。いままでウチは毎月500〜600kWhの電力を使っていましたので電気代もそれなりにかかっていました。
太陽光発電システム導入後は200kWhほどになっていますので400kWhくらいは自分の家庭で使用しています。
400kWh×40円=16,000円分くらい電気料金が浮いている計算です。
使用する電気代を気にしなくていいというのは毎日の生活においてとても満足度が高いです。
広い土地と大がかりな設備投資をするというならともかく、自宅に設置した太陽光発電システム程度の発電で儲けるというのはちょっと無理があるように思います。
あくまで自家消費目的としておく方が無難かと。
手間いらずの畑という感覚
太陽光発電は設置や系統連系など業者さんの都合や行政の都合といった自分の手ではどうすることもできないことが多く、しっかり稼働するまでにはとても長い時間がかかります。
ですが1度設置してしまえばあとは特になにかをするわけではありません。強いていうなら毎日天気が良くなることを願うことくらいです。台風や雹などが心配ですが自然災害は心配してもどうにかなるわけじゃないので考えないことにしています。
個人的な感覚としては手間のかからない畑が屋根の上にあるという感じでしょうか。
売電の利益は10年後のメンテナンス費用に充てる
太陽光発電を売電して得た売り上げ金額の使い道は?
システム導入時に組んだソーラーローンの返済に充てる、ということも考えましたがそれだとあまり面白みがありません。そもそも毎月のローン金額の全てを補えるほどの売り上げにはなりませんからね。
設備の維持管理にはコストが掛かる
例えば車やオートバイなどは2年ごとに車検があります。太陽光パネルもメンテナンスやパワーコンディショナーの取り替えなどがありますので急な出費で慌てることのないよう初めにしっかりとしたメンテナンス計画を立てておくことが大事かなと思います。
とりあえず10年後にパワーコンディショナーの交換があると仮定してその費用として売電収入は端数以外の千円単位で積み立てていくことにします。
毎月3,000円〜5,000円くらい積立していけば1年で3万〜5万円くらい。10年で30万円前後になっているはずなのでこれをメンテナンス費用に充てます。
2024年から新NISAがスタートするのでそちらを利用して積み立てていく予定です。
次は電気料金プランの変更と運転モードの設定変更
電気料金見直し計画(その4)電気料金プランの変更と運転モードの設定変更
