太陽光発電で得られる電力は毎日チェックしていますが、実際に使用した電気と売電できた電気の料金の確定は月に一度のタイミングなのですぐにデータが集まらずなかなか記事更新ができませんでした。
2023年7月に電気需給契約を見直すことにしたので自宅の電気料金に少し変動がありました。変更後のデータが取れましたのでまとめてみます。
「電気料金の見直しのおしらせ」が届く
2023年7月の初め、契約しているガス会社から「【重要】電気料金の見直しのおしらせ」という案内が届きました。
現在の契約内容と今後の基本料金や定額料金などの値上げについて記載されていました。
太陽光発電導入前であればあまり気に留めることはなかったと思いますがちょうど5月、6月、7月の電気料金を見比べていた時だったので改めてじっくり内容を確認してみました。
定額料金の大幅値上げ
現在の「でガ割りでんき1」は最初の200kWhまで6,810円の定額料金です。
そのあとは200kWh、300kWhと料金が課金されていきますが従量料金は少し安めに設定されていてたくさん電力を使う家などは「でガ割りでんき1」のプランの方が合計金額は抑えられる感じになっています。
ウチは家族みんなけっこう夜更かしタイプなので1日の電力消費が大きくすぐに200kWhを越してしまいます。これまでは「でガ割りでんき1」が最適なプランでした。
この定額料金ですが値上げ前は4,685円でした。2,125円もアップです。
( ̄ー ̄;)マジか…
いまウチの消費電力は200kWhくらい
これまでは毎月500〜600kWhの電気を使用していましたが太陽光発電を付けてから200kWhくらいの使用量になっています。
今年の夏は毎日うんざりするほどの暑さでしたが晴れの日が続き発電量も多く日中の電力はほぼ太陽光発電でまかなえました。6月の使用電力は149kWh、7月は110kWhで定額料金の200kWhよりずいぶん下回っています。
2023年6月電気料金
2023年7月電気料金
200kWh使わない月があるなら定額料金もったいなくね?と思いました。
(。-`ω´-)
「でガ割りでんき1」→「でガ割り007」に変更
そこで2023年8月から契約内容を「でガ割りでんき1」から「でガ割り007」に変更しました。
「でガ割り007」は最初の120kWhまで3,900円の定額料金です。
そのあとは120kWhから250kWhまで、250kWhをこえた分、そして夜間の従量料金、に区分されています。
値上げ前の定額料金は2,700円でした。こちらも1,200円アップしています。
( ̄ー ̄;)うーん…
毎月の電気料金は6,000円前後に落ち着きそう
ウチの電力使用状況から計算すると定額料金の範囲120kWhで収まる事はないと思いますが追加の従量料金を課金したとしても「でガ割りでんき1」とほとんど変わらないはずです。
8月216kWh(昼間:117kWh 夜間:99kWh)
9月226kWh(昼間:117kWh 夜間:109kWh)
燃料費調整等額などで多少の変動はありますが基本料金+定額料+従量料金で毎月の電気料金はだいたい6,000円前後に落ち着きそうです。
毎月の売電金額は3,000円〜5,000円くらいなので差し引きで電気料金は2,000円〜3,000円になる計算です。太陽光発電システム導入前に比べるとずいぶん電気料金が抑制できていると思います。
太陽光発電システム導入時に組んだローン返済があるのでこれで大儲けということにはなりませんが電気料金を気にすることなくエアコンや家電製品がバンバン使えるので生活品質は間違いなく向上している実感があります。
次は太陽光発電はお得なのか?
電気料金見直し計画(その3)太陽光発電はお得なのか?
